厳しい暑さもようやく和らぎ、日増しに秋を感じる季節となりました。
皆さまお元気でいらっしゃいますか?
11月24日(日)15時よりアウローラミュージックサロンコンサートシリーズVol.16を開催する運びとなりました。
来年、アウローラミュージックサロンは10周年を迎えます。
ピアニスト後藤泉さんはサロンコンサートシリーズに第1回より出演し、
秋のサロンコンサートでは毎年共演を重ねており、私もいつも楽しみにしています。
後藤泉さんはベートーヴェンの作品に造詣が深く、2027年のベートーヴェン没後200年に向けて新たにベートーヴェンのピアノソナタ全32曲を演奏するツィクルスを再開されました。
この秋のサロンコンサートでは1685年にドイツで生まれた17~18世紀バロック時代に活躍したバッハの作品、世俗カンタータ「羊は安らかに草を食み」、18世紀ドイツ古典派から19世紀のドイツロマン派の架け橋にもなったベートーヴェンの初期の頃の若々しくエネルギーに溢れる作品「ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第3番」、そしてドイツロマン派時代のシューマンが、当時人気のピアニストであった愛妻クララの為に作曲した愛に溢れる作品、”歌曲集ミルテの花”より「献呈」、そして同じくドイツロマン派の音楽の哲学者とも言われるブラームスの傑作の一つ、「ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第3番」と、音楽史に残るドイツの巨匠たちによる珠玉の作品の数々をお届けいたします。
秋も深まる頃、午後の豊かな音楽のひと時を皆さまとご一緒できますように心よりお待ちしております。
荒井絵梨
春が待ち遠しいこの頃ですがお元気でいらっしゃいますか?
3月24日(日)14時開演、神奈川県民小ホールに於いて、アウローラミュージックサロンの仲間たちによるスプリングコンサートを開催する運びとなりました。
来年10周年を迎えるアウローラミュージックサロンでは、お陰様でこれまでにサロンコンサートシリーズ、ファミリーコンサート、コラボ企画、生徒の皆さんによる発表会など30公演以上のイベントを開催してまいりました。今回はアウローラミュージックサロンでこれまでに共演してきた素敵なピアニストの方々と一緒に久しぶりに大きな舞台でのコンサートとなります。(神奈川県民小ホールは客数400席、パイプオルガンのある素敵なホールで、横浜の海の側、山下公園の資格にあります。)
プログラムは、今まで様々なコンサートで演奏してきたお気に入りの作品の数々で、前半は18世紀の古典派からロマン派にかけて活躍したオーストリアの作曲家シューベルトが、19歳の頃に作曲したチャーミングで歌心溢れるヴァイオリンとピアノの為のソナチネ第3番と、北欧ノルウェーの国民的作曲家で後期ロマン派に活躍したグリーグの、民族的な雰囲気を持つヴァイオリンとピアノの為のソナタ第3番、後半にはロマン派から近現代の音楽への橋渡しをしたフランスの作曲家で、独特な和声やエスプリを感じる作風が魅力的なフォーレが、バルダック家の幼い娘エレーヌの為に作曲家したピアノ連弾による組曲「ドリ―」と、同じくフランスの作曲家ショーソンが、ロシアの文豪ツルゲーネフの小説にインスピレーションを得て作曲した壮大な音楽による詩「ポエム」、東欧ハンガリーで民族音楽を採取して研究し自作曲に取り入れたバルトークによる「ラプソディ」第1番、アメリカの音楽をクラシックに取り入れたガーシュウィンの「サマータイム」、アルゼンチン生まれにピアソラの「リベルタンゴ」などいろいろな国の魅了溢れる音楽をお届けいたします。
多くの方々にお楽しみいただけますよう出演者一同、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
チケットのお申込みは各出演者または下記から承っております。
(ペア券はアウローラ音楽企画とPeatixオンラインチケットのみのお取り扱いとなります。)
【アウローラ音楽企画】メールのみ aurora.music.salon@gmail.com
【チケットかながわ】
Tel.0570-015-415 https://www.kanagawa-arts.or.jp/tc
【Peatixオンラインチケット】
更新日:2023年10月24日
残暑もようやく和らぎ秋を感じるこの頃です。皆さまお元気でいらっしゃいますか?
11月19日(土)15時よりアウローラミュージックサロンコンサートシリーズVol.15を開催する運びとなりましたのでお知らせいたします。
共演のピアニストは、アウローラミュージックサロンコンサートシリーズの第1回より毎年ご一緒させていただいている後藤泉さんです。後藤泉さんはベートーヴェンの作品の演奏をライフワークにされていて、元ウィーンフィルのメンバーと度々の共演など精力的に演奏活動もされており、私自身も毎回共演をとても楽しみにしています。今回のサロンコンサートは「ウィーン古典派からドイツロマン派音楽の調べ」といたしまして、ウィーン古典派時代の作曲家ベートーヴェンから音楽の歴史的にドイツロマン派への橋渡し的な位置にあるシューベルト、そしてドイツロマン派を語る上で重要なブラームスらのヴァイオリンとピアノの為のソナタ及びソナチネの作品を、そして同じくドイツロマン派の重要人物であるロベルト・シューマンの妻であり当時有名なピアニストでもあった才女クララ・シューマンの3つのロマンスをお届けいたします。モーツァルトの時代の宮廷音楽から、革命家ベートーヴェンによって、音楽主体の芸術作品へと音楽表現がより構築的でドラマチックかつ濃厚になっていく18世紀から19世紀の時代の珠玉の作品らをぜひお楽しみいただけましたらと思います。
晩秋の頃に音楽のひと時をご一緒できますように皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
荒井絵梨