更新日:10月24日
残暑もようやく和らぎ秋を感じるこの頃です。皆さまお元気でいらっしゃいますか?
11月19日(土)15時よりアウローラミュージックサロンコンサートシリーズVol.15を開催する運びとなりましたのでお知らせいたします。
共演のピアニストは、アウローラミュージックサロンコンサートシリーズの第1回より毎年ご一緒させていただいている後藤泉さんです。後藤泉さんはベートーヴェンの作品の演奏をライフワークにされていて、元ウィーンフィルのメンバーと度々の共演など精力的に演奏活動もされており、私自身も毎回共演をとても楽しみにしています。今回のサロンコンサートは「ウィーン古典派からドイツロマン派音楽の調べ」といたしまして、ウィーン古典派時代の作曲家ベートーヴェンから音楽の歴史的にドイツロマン派への橋渡し的な位置にあるシューベルト、そしてドイツロマン派を語る上で重要なブラームスらのヴァイオリンとピアノの為のソナタ及びソナチネの作品を、そして同じくドイツロマン派の重要人物であるロベルト・シューマンの妻であり当時有名なピアニストでもあった才女クララ・シューマンの3つのロマンスをお届けいたします。モーツァルトの時代の宮廷音楽から、革命家ベートーヴェンによって、音楽主体の芸術作品へと音楽表現がより構築的でドラマチックかつ濃厚になっていく18世紀から19世紀の時代の珠玉の作品らをぜひお楽しみいただけましたらと思います。
晩秋の頃に音楽のひと時をご一緒できますように皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
荒井絵梨

紫陽花がきれいな季節になりました。皆、さまかがお過ごしでいらっしゃいますか?
7月9日(日)15時よりベルギーを感じるコンサート~写真・詩・音楽~を開催する運びとなりました。
今回のコンサートは、第1部と第2部の2部構成で、第1部では写真と言葉による”ことのは写真作家”のchigusaさんのミニフォトブック(ベルギ―編)「The World of Light~光の帝国~」に音楽を付けた作曲家でピアニストの細井敦子さんとヴァイオリンの私による3人のユニット Little Jupite による新しい写真と詩と音楽の世界を、第2部ではベルギー生まれの作曲家フランク、イザイ、ヴュータンらの作品をピアニストの海野春絵さんと一緒のお届けいたします。バッハは無伴奏ヴァイオリン作品を全6曲作曲し、ベルギ―のヴァイオリニストで作曲家であったイザイはバッハを模範にして同じく無伴奏ヴァイオリンソナタを全6曲作曲します。偉大なバッハのことが頭から離れずイザイのこの第2番の冒頭には、バッハの無伴奏パルティータ第3番のモチーフが登場します。イザイの友人で会ったフランクはイザイの結婚祝いにヴァイオリンとピアノの為のソナタを作曲しました。最終楽章はカノンになっており永遠に続くようにとの願いが込められています。全4楽章を通して生まれてから人間の一生を表しており最後は天に昇って行くイメージです。そしてヴュータンもベルギ―生まれのヴァイオリニストで甘く情熱的なヴァイオリンらしいロマンティックな表現の作曲家です。
第1部では今を生きる私達が生み出す現代の写真・詩・音楽のコラボレーション、第2部では古典要素を含んだロマン主義の音楽が中心のプログラムをお楽しみいただけましたらと思います。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
荒井絵梨


皆さま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
2023年5月27日(土)にファミリーコンサートを開催いたしますのでお知らせです。
今回は~バロックから現代へ~と題しまして、時代を辿りながら様々な作曲家の魅力的な作品を時代背景などトークを交えながらお届けいたします。ヴァイオリンの作品のほか、ピアノソロや今年は久しぶりにピアノ連弾もお楽しみいただけます。音楽がバロックから現代へどのように変化してきたのか実際に聴いて体感していただけましたら嬉しいです。
サロンならではのリラックスした空間で、至近距離での生演奏をぜひお楽しみください。
音楽のひと時をご一緒できますように皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
