更新日:2021年4月23日
一日ごとに春を感じる季節となりました。皆さまいかがお過ごしでいらっしゃいますか?
昨年から世界中が新型コロナウイルスに振り回される日々の中、音楽の役割とは何か以前にも増して考えるようになりました。なかなか状況がわからず不安が募る中、そんな不安な気持ちに寄り添ってくれたり、前向きになるエネルギーをもらったり、音楽は心の栄養としてとても大切な存在であると改めて実感する日々でもありました。以前と同じようなコンサートの開催は叶いませんが、席数を制限したり、また文化庁からの補助金で動画作成に取り組んだりと、今後も工夫してできる形で活動を続けてまいりたいと思っています。自由な生活がままならない状況ですが、創造の翼に乗って皆さまとご一緒に
音楽の旅に出かけられましたら嬉しく思います。今回のテーマは「詩と踊り」です。人々は遥か昔から
様々な場面で踊ったり、歌ったり、詩に思いを込めたりして気持ちを表現してきました。詩からインスピレーションを得て作曲したフランスの印象派時代のドビュッシー、ハンガリーの民族音楽(民謡、民族舞踏など)を研究し作曲したバルトークやコダーイ、ドイツのロマン派時代のブラームスもハンガリー舞曲を数多く作曲しています。オーストリアの宮廷音楽家でもあったモーツァルトは宮廷の舞曲を数多く作曲していますし、ポーランドのショパンやバツェビチもポーランドの民族舞踏を曲に取り入れて
います。様々な時代と国の作曲家達の音楽による詩と踊りの世界をお楽しみ頂けましたら幸いです。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりましてありがとうございました。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。大変な世の中ではありますが、2021年が皆様にとりましても
希望と平和に満ちた一年になりますように心よりお祈りしております。
今年も素晴らしい音楽を心の栄養として多くの皆様にお届けできますように切に願っております。
昨年5月に予定していて延期になっていた生徒の発表会を12月に少人数でやっと開催しました。
動画を撮ったり、録音したりとこのコロナ禍で先生は慣れないことなどやることが増えて大忙しでした。でも、生徒の皆さんが音楽を少しでも好きになってがんばってくれるならと、はりきって何でもします!(笑)私は講師演奏で昨年コンサートで演奏予定だったサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」をエルガーの「愛の挨拶」と「朝の歌」と共に最後に披露しました。
ピアノの清水美和先生は、ドビュッシーの「月の光」を演奏してくださいました。
ソロに2重奏と皆さんがこの状況でもそれぞれがんばってくれて、成長を見守ることができ嬉しく思います。
今年も皆さんと一緒に勉強できるのを楽しみにしています。