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モーツァルトやシューベルトなどが活躍した時代にはサロンのように小さなスペースでの演奏会が盛んでした。そこでは、様々な人々が集まり、お互いに交流を深め、話に花を咲かせていたことと思います。そんな中から新たに生まれた作品も多くあったのではないかと思います。アウローラミュージックサロンも30人ほどが集まれる小さなスペースですが、そのように人々の豊かな交流の場にもできたら...と思っています!

4月25日14時から、サロンコンサートシリーズが始まります。

ピアノとヴァイオリンの作品には魅力的な曲が沢山ありますが、今回は、ベートーヴェンのヴァイオリンとピアノの為のソナタ第3番、アウリンの4つの水彩画、クライスラーの小品そしてドビュッシーやバッハなどそろぞれのソロの作品もお楽しみいただけます。ピアニストは後藤泉さんです。後藤さんとは私が大学生の時に初めてお会いして、一緒にフォーレのソナタを共演した思い出があります。その後、私はイタリアに留学、後藤さんはさまざまな一流アーティスト達との共演を重ねられ、またベートーヴェンの交響曲全曲のピアノソロ版(リスト編曲)などの演奏会チクルスなどでもご活躍です。そんな後藤さんとのサロンでの共演、今からとても楽しみです。昨日もサロンで合わせを行いましたがいままで聴こえなかった和声が聴こえてきたり、新しい発見があったりと盛り上がりました

まだ席に余裕もありますのでご興味があるかたはぜひいらしていただければと思います!


オープニングコンサート第1曲目はエルガーの朝の歌から始まりました。

サロンの名前にもなっているアウローラとはラテン語で曙の女神のことです。

「夜明け」「曙」を意味し、創造性の光、知性の光が到来するときのシンボルでもあります。エルガーの朝の歌は、まさに夜明けを迎えるようなそんな曲想で、

アウローラのテーマソングにしたいなと当初から思っていました。近年、ニュースでは世界で起きる無意味な争いが度々流れ、私達は都会での忙しい日々に毎日慌ただしく過ごしてしまいがちですが、そんな時こそふと立ち止まって芸術に触れたり、考えたり、あえて時間をかけて創造する営みが、より豊かな心を育み、そのような時間こそがこれからの時代にはますます大切なのではないかと思っています。サロンがそんな都会のオアシスのような場所になったらいいなという願いも込めて....

終演後は、オープニングパーティーです。普段の大きな会場でのコンサートでは終演後に聴きにいらしてくださったみなさまとなかなかゆっくりお話しする機会がないのですが、今回サロンではみなさまともいろいろなお話をすることができて有意義で楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました!

今回、応援にかけつけてくれたピアニストの小室敦子さん。

彼女とはなんとなんと幼稚園からの幼馴染です。こうして長く一緒に活動できるのも音楽の力、素晴らしさです。モーツァルトのヴァイオリンとピアノの為のソナタなどを共演しましたが、さすが!息もピッタリで再演の声も^^

今回アンコールで演奏したスウェーデンの作曲家アウリンの子守唄もとても好評で、CDはどこで買えるの?との質問も!うーん、CDは手入り難いかもしれませんが、4月25日のサロンコンサートシリーズVol1では、子守唄の入ったアウリンの

「4つの水彩画」を演奏予定です!


2015年4月5日(日)14時よりアウローラミュージックサロンのオープニングコンサートを行いました!今回は、サロンの工事に関わってくださった方々をお招きしての感謝のコンサート。こんな素敵なサロンを作っていただき感謝してもしきれません!前日からお花が次々と到着。おかげさまでオープニングらしく華やかな雰囲気になりました。

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