サロンコンサートシリーズVol.Ⅷ
もうすぐ4月ですね。気持ちも新たに新生活を迎える方も多いのではないでしょうか?
日増しに暖かくなってきて桜も見頃を迎えそうで楽しみです。
2019年のサロンコンサートシリーズVol.Ⅷのお知らせです。
6月2日(日)14時開演
今回のプログラムは、~北欧と東欧の調べ~ 以前にも共演したピアニスト矢島愛子さんをお迎えしてお届けいたします!私も今から再びの共演を楽しみにしています。
今回は、~北欧と東欧の調べ~いう副題がついているように、北欧の作曲家はノルウェーのグリーグとスウェーデンのアウリン、そして東欧は、ポーランドの作曲家ヴィエニャフスキーとバチェヴィチの作品を演奏します。
そして皆さまご存知のように、モーツァルトはオーストリアの作曲家です。
それぞれ個性溢れる作曲家の作品をご堪能いただければ幸いです。
今回は、以前からずっとプログラムに取り入れたいと思っていた、ポーランドの女流ヴァイオリニストで作曲家のバチェヴィチの作品を演奏します。近年ではポーランドのピアニストのツィメルマンが彼女のピアノソナタやピアノ五重奏を演奏して紹介したりと話題になりました。バチェヴィチは、私の音楽学校時代の恩師鈴木共子先生がご友人だったそうで、彼女の作品は学生時代から度々演奏の機会がありとても親しみを持っています。
好きな作曲家の一人で、是非皆さまにもお聴きいただけたら嬉しいです。
ポーランドの作曲家というとショパンを思い出される方も多いと思いますが、ヴァイオリニストだったヴィエニャフスキーもポーランド人です。華麗なるポロネーズ第1番は、独特の旋律の歌いまわしと華やかなヴァイオリンの技巧が魅力的です。
ノルウェ―のグリーグは、北欧の豊かな自然を思い起すような抒情的な作品が多く残されていて矢島さんのピアノソロで抒情小曲集、ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第3番、そして隣国スウェーデンのヴァイオリニストでもあったアウリンの4つの水彩画から数曲をお届けします。
モーツァルトはオーストリアの作曲家ですが、モーツァルトらしい作風のピアノとのやりとりが心地よい、ヴァイオリンとピアノの為のソナタ Kv.378を演奏いたします。
皆さまと音楽と共に過ごす午後のひと時を楽しみに、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

