アウローラミュージックサロンコンサートシリーズVol.Ⅵ終了いたしました!
お陰様で、アウローラミュージックサロンコンサートシリーズVol.Ⅵも沢山の方にお越しいただき、盛況のうちに終えることがでました。ありがとうございました。
今回は、バッハの無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第2番より「シャコンヌ」と
それをブゾーニがピアノソロ用に編曲したものを前半と後半でお聴きいただきました。バッハの崇高なオリジナルのヴァイオリンソロの為の「シャコンヌ」がブゾーニによってピアノソロ用に編曲されるとどのような響きになるのか、聴き比べることができて面白かったのではないかと思います。
バッハの無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ第2番は全部で5楽章あります。終曲の5楽章にあたる「シャコンヌ」は単独で演奏される機会も多く、このパルティータ全体の半分を占めて演奏時間も15分と壮大です。普段は他の楽器と共演することの多いヴァイオリンですが、1本のヴァイオリンのみの響きの世界から生みだされる精神世界に私も練習の時から様々なインスピレーションを得ました。
本当に壮大な世界観でまだまだ精進しないとと改めて実感しています。
他には、エルガーの小品とベートーヴェンのヴァイオリンとピアノの為のソナタ第2番とシューベルトのヴァイオリンとピアノの為のソナチネ第2番を演奏いたしました。
ベートーヴェンがまだ20代後半の頃に作曲されたソナタとシューベルトわずか19歳の頃の作品。どちらの作品も若々しさに溢れながらもすでに各々の作曲家の個性がすでに表れておりさすが大作曲家だなと思います。
アンコールには、バッハの平均律1番の旋律にグノ―がメロディをつけた「アヴェ・マリア」と映画「ラヴェンダーの咲く庭で」を演奏いたしました。
終演後のティータイムも和やかな雰囲気の中お話も弾み私共も楽しいひと時を過ごすことができました。ありがとうございました。
次回はファミリーコンサートを8月26日(日)に予定しております。
詳細はまたこちらでお知らせいたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
どうぞ宜しくお願い致します。