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アウローラミュージックサロンコンサートシリーズ Vol.Ⅴのお知らせ

2017年11月19日(日)14時開演 アウローラミュージックサロンコンサートシリーズVol.Ⅴを開催いたします。

【プログラム】

ベートーヴェン:ピアノソナタ 第20番

シューベルト:ヴァイオリンとピアノの為のソナチネ 第2番

ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ 第4番

チャイコフスキー:ワルツ スケルツォ

クライスラー:愛の喜び 愛の悲しみ シンコペーション

全部で10曲あるベートーヴェンのヴァイオリンソナタの中から今回は第4番を演奏いたします。ベートーヴェンのソナタの第1番から第3番の作品12の1~3の3曲は、いずれも長調でベートーヴェンの初期の作品にあたり、その明るい響にモーツァルトのヴァイオリンソナタの雰囲気も感じられます。一方、今回演奏する第4番作品23はイ短調の力強く激しい曲調にベートーヴェンらしさが顕著に現れてくる作品です。第5番のスプリングソナタ、第9番のクロイツェルソナタなどが頻繁にプログラムに取り入られ機会が多いのですが、今回演奏する第4番はあまり演奏会では取り上げられないものの、ベートーヴェンの弦楽四重奏第4番を思わせるような、ヴァイオリンとピアノのやりとり等がなかなか魅力的な作品です。ピアニストはサロンコンサートシリーズ第1回から出演してくださっている後藤泉さんです。後藤さんは2020年のベートーヴェン生誕250年向けて、今年からNHK文化センター青山教室にて32曲あるベートーヴェンのピアノソナタを全曲演奏するシリーズを開始されました。今回のサロンコンサートでもベートーヴェンのピアノソナタを演奏して頂きますのでとても楽しみです。

シューベルトのソナチネ第2番は夏のサロンコンサートでも取り上げましたが、共演者によってまた違った表現になるので今からどんな演奏になるのか私自身ワクワクしています。このシューベルトのソナチネの第2番はベートーヴェンのヴァイオリンとピアノの為のソナタ第4番と同じイ短調の作品でシューベルトとベートーヴェンのイ短調作品を聴きくらべてみても面白いですね。

他のプログラムは、チャイコフスキーの華やかな雰囲気の「ワルツ・スケルツォ」やクライスラーの愛の喜び、愛の悲しみ、シンコペーションを演奏いたします。

秋も深まる午後、サロンでヴァイオリンとピアノの音楽のひと時をお楽しみください。

毎回、曲の説明などのトークもご好評をいただいております!

皆さまのお越しを心よりよりお待ちいたしております。

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