心豊かな音楽のひと時...1周年記念コンサート
アウローラミュージックサロン1周年記念コンサートには、お陰様で沢山の皆さまにお越しいただきまして無事に終了いたしました。
サロンが音楽に包まれ皆さまと心豊かな時間を過ごすことができましたことをとても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!イタリアのグランデなピアニスト(イタリア語でグランデは凄い!素晴らしいの意味)マルコ・グリサンティ氏との共演は毎回とても貴重な音楽経験となりこれからもますます心に届く深い音楽を表現する為に精進していきたい、と強く思いました。
ベートーヴェンが格別お気に入りのマルコ氏、今回のコンサートでもベートーヴェンについて語ってくださり興味深くレクチャーコンサートのようになりました。沢山お話ししてくださったので最後には、「レッスンになってしまう」と演奏へ...(笑)私は毎回コンサートにはベートーヴェンの作品を演奏するようにしていますが、今回は定員30名の空間でのコンサートということも意識してベートーヴェンのヴァイオリンとピアノの為のソナタから第6番を選曲しました。第6番は全10曲あるヴァイオリンとピアノの為のソナタの中でも弦楽四重奏のようなとても深淵な音楽で、繊細な中にもベートーヴェン的な力強さも含まれ、ヴァイオリンとピアノが寄り添うように語られます。サロンで演奏するとその親密さがより際立ちとても良い雰囲気で演奏することができました。
そして今回も演奏したアウローラミュージックサロンのテーマソングにも選んだエルガーの朝の歌とその対となる夜の歌。深い夜の世界から朝がきて日が昇る、サロンがそんな場所になりますようにとの思いから命名したアウローラ(曙)ミュージックサロンがこうして1周年を迎えてこれからもがんばりたいと思います。
他にはファリャのスペイン舞曲やパガニーニのカンタービレ、ショーソンの詩曲を演奏し
豊かな音楽の時間となりました。夜の部の最後にはアウローラミュージックサロンのお誕生日とまたいらしてくださった恩師のお誕生日が重なりハッピーバースデーを演奏。
マルコ氏アレンジのシューマン風ハッピーバースデイに始まり、ボサノヴァ風、歌風のバリエーションと華やかな雰囲気となりました。終演後のパーティーでは、皆さまといろいろなお話しを語り合うことができてとても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
これからも益々充実した皆さまに楽しんでいただける活動を目指してがんばってまいりたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!